メッセージ
代表メッセージ
都市が抱える新たな問題を技術で解決する。
都市インフラが高度に発達した現代においても、新たなインフラ整備の必要性や防災への備えなど、日本の都市は多くの課題を抱えています。道路網のミッシングリンク解決に向けた道路整備、利便性向上のための新たな鉄道の整備、さらに近年では、大雨など自然災害に強い街づくりのため、地下河川や大規模な雨水地下貯留施設の整備が急務です。こうした課題解決のために有効なのが、シールド工法と言われるトンネル掘削技術です。シールド工法とは、シールドマシンという掘削機で地盤を掘り進めると同時にセグメントと呼ばれる円弧状のブロックを組み上げ、トンネルを構築する工法です。地上から掘り下げてトンネルをつくる開削工法とは違って地上を占有しないため、主に都市部における有効なトンネル掘削技術として数多く採用されています。
日本シビックコンサルタントは、東京オリンピックを契機に増加した都市部の下水道整備事業において、シールド工法およびスチールセグメントの開発を目的として、1964年に設立されました。その後、上下水道はもちろん、道路、鉄道、共同溝、地下河川などの地下インフラ整備事業において計画、調査、設計、維持管理を担う総合的なトンネルの専門家として成長し、シールド工法のみならず、開削工法、山岳工法、沈埋工法など、地下構造物の建設におけるあらゆる知見とノウハウを蓄積してきました。都市が抱える新たな課題を自らの専門技術を活用して解決することが私たちの使命です。
私たちの最大の強みは、課題に立ち向かう一人ひとりの技術者そのものです。コンピューター技術がこれだけ発達した現代においても、人の中に蓄積された技術が無ければ、新たな課題を解決することはできません。都市整備事業において次々と現れる難題に対し、最適な解決策を導き出す技術者の存在こそ、私たちの強みそのものです。
私たちはこの先も引き続き、日本のインフラ整備に力を発揮していきます。同時に目線を海外に向け、経済発展の目覚ましい東南アジアを中心に、技術支援によって現地の都市インフラ整備に貢献していく未来を描いています。そのために何よりも、次世代の技術者の育成に力を注いでいます。多くの人から「日本シビックコンサルタントならなんとかしてくれる」と期待をかけられる存在であることが、私たちの誇りです。一緒にチャレンジしてくれる方をお待ちしています。
企業理念
私たちは、お客様に高品質のサービスを提供し、
変化する社会的要求に応えるとともに、
それによってもたらされる基盤施設の価値が、
将来にわたって継続されることを目指しています。
ID&Eグループ行動指針
ID&Eグループ行動指針は、会社の責務・方針および役員・従業員の業務活動を行うに際しての具体的な行動基準を定めたものです。
社名の由来と私たちの想い
私たちの社名にある「シビック」には「市民の」とか「都市に関する」という意味があります。また「シビック」はシビルエンジニアリング(土木)とも語源がつながっています。これは社員のアイデアによるもので、「土木分野で市井の人々の生活に貢献できる業務を行っていきたい」との想いが込められています。私たちが得意とするシールドトンネルに関しては、これまで多くの都市基盤プロジェクトに携わることが出来ました。高速道路、地下鉄、電気・水道・下水道や雨水地下貯留施設といったインフラ整備のためのトンネルの設計です。引き続き私たちは、最新技術を駆使して、市民の暮らしを支える都市基盤整備に貢献していきます。
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